ビジネススキル養成所

元戦略コンサルが監修!30代中堅社員に送る生産性を150%アップさせる仕事術

ブログタイトル画像PC

MENU

ライフタイムバリュー(顧客生涯価値)とは

f:id:yujiro-akimoto:20180731192115j:plain

自宅から近い事もあってよく御徒町に行きます。

いわゆる「アメ横」という所です。

年末年始の生鮮食料品の買い出しで有名ですが、ある日かば
んを売っている店が閉店セールをやっていました。

 

だみ声の店員が脚立にのって、「長年のご愛顧ありがとうご
ざいました。いよいよ閉店します。これからどの商品も◯◯
円で販売します」と叫んでいます。

ああ、競争が厳しく店の移り変わりも激しいのだろうと思っ
て気にしていませんでしたが、また何ケ月か後に行っても、
また同じ閉店セールをやっていました。

 

何度行ってもいつも閉店セールなので、どうなっているのか
と訝しく思いましたが、よくよく考えているとこれはアメ横
ならではの客寄せ・販売なのだという事が分かったのです。

 

アメ横という場所柄、観光客が多く来ます。

そういう人にとって閉店激安セールスは、偶然出会った掘り
出し物でしょう。

次いつ来るかも分からないし、この際買っておこうという気
になるのだと思います。そういう点ではよく考えられた販売
方法です。

 

マーケティングの世界に、「ライフタイムバリュー(顧客生
涯価値)」という考え方があります。

これは一人の顧客が現在から将来に渡ってもたらすであろう
利益の現在価値のことです。

このライフタイムバリューを向上させるためには、

  • 「購買単価」
  • 「購買頻度」
  • 「購買期間」

の三つの変数を向上させるなければなりません。

 

この点で言うと、アメ横の鞄屋は、一回限りの購買でライフ
タイムバリューを最大化しなければなりません。

そうすると操作できるのは単価ということになり、そこで利
幅の稼げる価格設定が必要になります。

そこから考えると、特売価格で販売している商品の原価がも
のそれほど高くないことが想定され、買うのは少し待った方
が良いかもしれません。

 

衝動買いにはご注意を。