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元戦略コンサルが監修!30代中堅社員に送る生産性を150%アップさせる仕事術

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意外と知られていない質問の力

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多くの著名人がコミュニケーションの重要さを指摘しています。

世界的に有名なコーチであるアンソニー・ロビンズ氏(アメ
リカの元大統領であるビル・クリントンにもコーチングをし
たことがあるそうです)は、「コミュニケーションの質が人
生の質を左右する」と言っています。

加速学習法を提唱しているブライアン・トレイシー氏は、
「ビジネスの成功は10%の専門知識と90%のコミュニケー
ション能力である」と言っています。

 

それでは、コミュニケーションの中で重要なことは何でしょうか。

相手を感動させたり喜ばせたりする話ができることでしょうか。

それとも会話のキャッチボールを上手く行える瞬発力でしょうか。


実は、コミュニケーションで重要な要素は、質問することなのです。

 

経営学の大家であるピーター・ドラッカー氏もリーダーに
とって質問することの重要性を説いています。

「過去のリーダーは何を伝えるかを知っている人だった。未来のリーダーは何を質問するかを知っている人になるだろう」

 

質問はなぜしなければならないのか

コミュニケーションにおいてなぜ質問がそれほど重要なのでしょうか。

質問には次の様な目的があります。

  • 問題点を明確にする
  • 考えを整理する
  • 具体的にする
  • 視点を変える
  • 他の選択肢を考える
  • 目的を設定する
  • アイデアを出す
  • 価値観を知る
  • 気づき・発見を促す
  • 優先順位を決める
  • 核心を突く
  • 相手の本音を引き出す
  • 判断基準を知る
  • 省略されているものを知る
  • モチベーションを上げる
  • 言葉の意味を探る、等

これだけの様々な目的があるのです。

 

質問の種類を押さえておくと会話は円滑になる!

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質問にはいくつかのタイプがあります。

 

クローズド・クエスチョンとオープン・クエスチョン

クローズド・クエスチョンとは、「閉じた」質問なのです
が、これはどういうことがというと、質問を受けた人が
「イエス」「ノー」で答えられるような質問を指します。

 

例えば、

  • 質問者:「昨日のセミナーは出席しましたか」
  • 回答者:「はい」
  • 質問者:「何名で行きましたか」
  • 回答者:「一人です」
  • 質問者:「内容はためになりましたか」
  • 回答者:「ええ、ためになりました」

といった感じです。

 

クローズド・クエスチョンには

  • 事実内容の確認する
  • 状況を把握する
  • コミットメントをとる
  • 気持ちを引き締める

などのために質問されます。

また、この質問は、質問を受けた人が「イエス」か「ノー」
で答えられるので、回答がしやすいので、会話にスピード感
やテンポがでます。

 

一方、オープン・クエスチョンは、質問を受けた人が「イエ
ス」「ノー」ではなく、より具体的に答えなければならない
質問のことです。

例えば

  • 質問者:「昨日のセミナーはどのような点がためになり
         ましたか」
  • 回答者:「事例がたくさん使って説明があったので、
         実感がよくわきました」
  • 質問者:「この後、どうされますか」
  • 回答者:「いくつかの点は、実際に業務で使えると思う
         ので、早速実践しようかと考えています」

といった感じです。

オープン・クエスチョンには、

  • 広く情報を収集する
  • 具体化する
  • 相手に考えさせる
  • 将来のイメージを膨らませる
  • 想像力を広げる
  • 実行力を高める

などの効果があります。

また、相手が自分で答えを見つけることを期待する質問なの
で、自発性を引き出す効果もあります。

特に相手があまり話をしない場合は、有効な質問とも言えます。

 

チャンクダウンとチャンクアップ

コミュニケーションの中で質問を繰り返していく時に、そこ
には方向が二つあります。

 

一つはチャンクダウンです。

これは、相手の回答の内容をさらに掘り下げていき、より具
体的な内容を把握するものです。

これは質問する側にとっては、より詳細な情報が得られるの
ですが、回答する側にとっては答えやすいのですが、自分の
知っていることだけをただ説明するので、面白くない場合が
あります。

 

もう一つは、チャンクアップです。

これはチャンクダウンの逆で、質問がより全体的でかつ包括
的な視点から答えてもらうような内容になります。

答える側はより自由に発想できるので、面白さを感じてもら
えることがあります。


具体的な質問例としては、

  • それが達成された時、あなたは何を得ていますか
  • 達成した時、最初に知らせたいのは誰ですか。何と声を
    かけてもらいたいですか
  • それを達成することは、あなたのキャリアに何をもたら
    しますか

などです。

 

効果的な質問をする4つコツ

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質問には、様々な目的があり、適切な場面で行うことで、
コミュニケーションを円滑にする効果があります。

しかし、ただ「教えて、教えて」と質問していては、相手も
うんざりしてしまいます。

効果的な質問をするための4つのコツがあります。

  1. 質問は、短く、コンパクトに
  2. 肯定的な表現で
  3. 沈黙を恐れない。相手が考えている時間は待つ
  4. 会話の最初はクローズド、次にオープン、
    最後はクローズド(決断させる)

 

最後に

いかがでしたか。

普段、何気なく質問をしているかと思いますが、実は奥深い
ものなのです。

うまく質問を使い分けて、円滑なコミュニケーションができ
るようにして下さい。